ネット銀行カードローンってどう?人気がでてきた理由とおすすめ6選
ネット銀行カードローンは、基本的には、銀行カードローンの特徴と同じです。
消費者金融にあるような、貸金業法による規制はなく、ネット銀行ごとに独自の基準で融資を行っています。
例えば、消費者金融のカードローンでは、総量規制という規制がありますので、年収の3分の1を超える貸付は禁止されています。
これに対して、ネット銀行カードローンは、年収の3分の1超の融資を認めることもあるというのが特長となっています。
ネット銀行カードローンの魅力は?特徴を解説
ネット銀行カードローンのメリットについて紹介します。
ここでは、2つのポイントについて紹介していますが、借入れしていることが家族に分かりにくいというのも特長となります。
人気があるネット銀行のカードローンのメリットってなに?
ネット銀行カードローンのメリットは、次の3つになります。
まず、ネット銀行カードローンは、消費者金融にあるような、利用することに対する不安が少ないと思います。
そして、消費者金融よりも低金利となっている場合が多いので、利用の仕方によっては金利の負担が少なくできます。
さらに、ネット銀行カードローンによっては、ポイントがつくなど、独自のサービスが用意されているのもネット銀行カードローンの特長となっています。
銀行カードローンと比べると審査は甘いの?
ネット銀行カードローンと銀行カードローンの審査の難易度を比較することはできません。
カードローンの審査基準は、一般に公表される性質の物ではありませんので、あくまでも評判で推測するしかありません。
ただし、ネット銀行カードローンの中に非常に低金利のサービスがありますが、この場合は、消費者金融よりも審査が難しくなると考えられます。
また、審査結果の回答までに期間を要するネット銀行カードローンは、それだけ時間をかけて慎重に審査をしていると思われます。
ネット銀行カードローンおすすめ6選
ネット銀行カードローンでおすすめのサービスを6つ紹介します。
それぞれのカードローンの特徴について確認し、自分に合ったネット銀行のカードローンを選んでみてはいかがでしょうか。
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、毎月の返済額が2,000円からとなっている点に特徴があります。
ローンの金利も最大で年率14.5%となっていますので、消費者金融よりも低金利です。
楽天銀行スーパーローンの最大の特徴は、取引に応じて楽天ポイントが付与される点にあります。
楽天会員のランクによっては、審査で優遇されると説明されています。
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンは、オリックス銀行の口座開設をしなくても利用できるサービスです。
金利は、最高で17.8%と消費者金融と同水準ですが、銀行の審査に不安がある方は、かえって申込みやすい場合もあります。
また、毎月の返済額が7,000円からと多めに設定されているので、短期間で返済が終わるのが大きな特徴となっています。
住信SBIネット銀行MR.カードローン
住信SBIネット銀行MR.カードローンは、WEBで申込みが完結できるカードローンです。
利用明細書などの自宅への郵送もありませんので、家族に内緒にしておきたいという事情がある方でも安心です。
住信SBIネット銀行MR.カードローンの金利は、最高で年率14.79%ですので、消費者金融のカードローンよりも若干、低金利の水準となっています。
ソニー銀行カードローンMONEYKit
ソニー銀行カードローンMONEYKitは、最短60分で仮審査の結果の連絡をしているカードローンです。
コンビニATMなどの提携ATMが充実していますので、借入れや返済の手続きに面倒さを感じることはありません。
また、金利が最高でも年率13.8%となっていますので、カードローンの中では、ソニー銀行カードローンMONEYKitは非常に低金利であるといえます。
イオン銀行カードローン
イオン銀行カードローンは、最高で年率13.8%の低金利のサービスです。
提携ATMを利用する時の手数料が無料となっている点と、WEB完結の申込み方法が用意されている点に特徴があります。
また、借入れする金額が1,000円単位となっていますので、無駄のない利用の仕方ができるようになっています。
イオン銀行に普通預金口座がある方なら、ローンカードの郵送なしで利用することも可能です。
じぶん銀行カードローン
じぶん銀行カードローンは、携帯やスマホのauユーザーが金利面で優遇される点に特徴があります。
申込みの完了から最短5日でカードが受け取れますので、ネット銀行カードローンの中でも迅速に対応している方だと思います。
また、借入後の返済は、1,000円からとなっていますが、返済期間がなくならないように気を付ける必要があります。
ネット銀行カードローンの申込方法
ネット銀行カードローンの申込み手続について、詳しくご紹介します。
申込むカードローンを選んだら、公式サイトで申込みから融資を受けるまでの流れについて確認しておくようにしましょう。
基本的にインターネット申込みだけ
ネット銀行カードローンの申込み方法は、基本的にインターネットからの申し込みだけとなっています。
ネット銀行によっては、郵送申込みなどの別の手段が用意されている場合もありますが、あえて選ぶ理由はないと思います。
また、消費者金融のように自動契約機が用意されているわけではありませんので、契約手続きは、ネット上で行うケースが多くなります。
特定の銀行口座が必要?!
ネット銀行カードローンによっては、指定する銀行の口座が必要になっている場合があります。
口座開設不要となっている場合でも、口座がない場合に利用までの期間を要してしまうこともあるので、確認してから申込むようにしてください。
なお、銀行口座を開設する場合でも、インターネットからの申し込みができることが多いので、同時に口座開設を申込むのも良いと思います。
ネット銀行カードローンに向いている人って?
ネット銀行カードローンの利用に向いている人は、次の5つの特徴がある人になります。
自分に合ったカードローンを選ぶことは重要なので、必ず確認しておくようにしてください。
地方に住んでいる
地方都市に住んでいる方は、ネット銀行カードローンの利用に向いていると考えられます。
都心部なら、自宅近くに必ず消費者金融などの自動契約機がありますが、山間部に住んでいる方などは、自動契約機がある場所に行くのも大変だと思います。
ネット銀行カードローンを選べば、自動契約機がある場所まで行く必要がないので、手続きが簡単に進むことがメリットになります。
利用したい銀行の口座を持っている
ネット銀行カードローンが指定する銀行口座がある方は、そのネット銀行カードローンを選ぶのがおすすめです。
銀行口座があれば、土日や祭日でも振込手続ができたり、夜間の振込キャッシングに対応している場合もあります。
また、指定の銀行口座があれば、ローンカードの発行をせずに利用できることもあるので、カードの紛失などのトラブルも少なくなります。
低金利で借りたい
低金利で借りたいという方は、金利が低いネット銀行カードローンを選ぶのがおすすめです。
金利が低ければ、それだけ利息の負担が少なくなるので、借金の返済が早く終わります。
ただし、毎月の返済額が少ないと、低金利でも金利負担が非常に大きくなりますので、しっかりと返済計画を考えるようにしましょう。
限度額が高いカードローンで借りたい
ローンのおまとめなどが目的で、限度額が高いカードローンを選びたい方もネット銀行カードローンに適しています。
ネット銀行カードローンは、総量規制の対象外となっているので、年収の3分の1を超える融資を見込むことも可能です。
ただし、高額な融資を受けて、自動車やバイクなどを購入しようとする方は、負担が大きくなるのでやめた方が良いでしょう。
家族に内緒で借りたい
家族に内緒にしてお金を借りたい方は、ネット銀行カードローンがおすすめです。
消費者金融とは異なり、カードが発行されても銀行のカードになりますので、お金を借りていることが分かりにくくなります。
ただし、ローンの返済中に延滞をしてしまうと、督促状が自宅に郵送されて家族にバレるので気をつけてください。
ネット銀行カードローンで借りるメリットは?
次に、ネット銀行カードローンでお金を借りるメリットについて考えていきます。
銀行のカードローンは、消費者金融とは違い、独自の基準で融資をしている点に特徴があります。
消費者金融カードローンとの違いは?
消費者金融のカードローンとの違いは、貸金業法の規制を受けるかどうかにあります。
ネット銀行カードローンは、総量規制の対象外となっていて、提携ATMを利用したときの手数料が無料であることが多くなります。
また、利用明細書が自宅に郵送されないことが多いのも、ネット銀行カードローンの特徴です。
自宅への郵送物がなければ、家族に借入れしたことを内緒にしておけます。
家族に心配をかけないという点もネット銀行のメリットです。
地域が限定されない
ネット銀行は、全国どこからでも取引ができるので、住んでいる地域を選ばないという点が魅力となります。
同じ銀行のカードローンでも、地方銀行のカードローンは、近くに住んでいる人でなければ利用できないことが多くなります。
ところが、ネット銀行カードローンなら、北海道から沖縄まで、全国各地に住んでいる方に対応できます。
自動契約機が近くにないような山奥に住んでいるような人でも、ネット銀行カードローンの利用なら問題になりません。
学生でも可能性がある
ネット銀行カードローンは、大学生や専門学校生などの学生でも借入れできる可能性があります。
高額融資を見込むことは難しいですが、10万円以下の少ない金額なら借入れに成功しているケースもあります。
ただし、ネット銀行カードローンによっては、年収についての制限が設けられている場合があります。
最低でもアルバイトをしていることが前提となっている点と20歳以上であることが申込みの条件となります。
パート・アルバイトOKが多い
ネット銀行カードローンは、アルバイトやパート勤務の方の申込みを受け付けていることが多くなります。
消費者金融を選ぶこともできますが、銀行のサービスを利用したい場合は、ネット銀行カードローンを選ぶのがおすすめです。
ただし、カードローンの審査で在籍確認の電話がされることがありますので、電話連絡の有無について事前に確認しておきましょう。
限度額が高めに設定されている
ネット銀行カードローンは、限度額が最高800万円というものまであります。
消費者金融は、300万円から500万円が上限というケースが多くなりますので、高額な融資も不可能ではありません。
また、総量規制の影響もありませんので、年収の3分の1を超える限度額が認められることも可能性としてはあります。
ATM手数料が安い
ネット銀行カードローンは、提携ATMの利用手数料が無料であることが多くなります。
消費者金融は、取引ごとに提携ATMの利用手数料が発生しますので、返済期間が長くなればなるほど、ネット銀行カードローンがお得になります。
ただし、返済期間を長くしてしまうと、かえって金利の負担が大きくなりますので、ATMの利用手数料が無料でも短期間で完成するように計画してください。
ネット銀行カードローンで借りるデメリットはある?
ネット銀行カードローンにいくつかのメリットがありますが、同様にデメリットについても確認しておく必要があります。
ここでは、5つのデメリットを紹介させていただきます。
即日融資で借りれる可能性が低い
ネット銀行カードローンは、消費者金融と比べると融資を受けるまでの時間が長くなります。
消費者金融は、申込みの完了から約1時間でお金を受け取れる場合がありますが、ネット銀行カードローンは、1週間近くかかる場合もあります。
即日融資には向いていませんので、融資を急いでいる方は、消費者金融を選ぶようにしてください。
銀行口座の申込が必要になるケースが多い
ネット銀行カードローンは、申込みに銀行口座の開設が必要になるケースがあります。
銀行口座の開設が必要になるのは、コンビニATMとの提携ができていないネット銀行です。
振込キャシングを前提としているものもありますので、ネット銀行カードローンの公式サイトの説明をしっかりと確認してから申込むようにしましょう。
お試し診断がないことが多い
ネット銀行カードローンの公式サイトには、消費者金融にあるような「お試し診断」が用意されていない場合が多いです。
お試し診断は、カードローンで借入れできる見込みについて診断するためのサービスです。
お試し診断があった方が安心という場合は、お試し診断が用意されている金融機関のカードローンを選ぶようにしましょう。
自動契約機がない
ネット銀行カードローンには、消費者金融にあるような自動契約機が用意されていません。
自動契約機があれば、当日中のカードを受取りもできるのですが、残念ながらネット銀行のカードローンでは、当日中の受取りは不可能です。
ローンカードを使って即日融資を受けたい方は、消費者金融からお金を借りるようにしてください。
土日祝日の審査が基本NG
ネット銀行カードローンには、土日や祝日にカードローンの審査をしていないことが多くなります。
金曜日の夜間に申込みをした場合は、審査をするのが月曜日になることもあります。
少しでも早くカードローン審査の結果を知りたい場合は、迅速な審査をしている消費者金融に申込むのがいいでしょう。